陶器の建築的なヴォリューム
2009年7月 8日 10:29 - cityside (art)
4月に開催された「アートフェア東京2009」で買った作品が手元に届いたのは、5月も半ばを過ぎた頃だった。デンマークの女性陶芸家、ボディル・マンツの陶器。光に透ける白く薄い肌と極めて建築的なヴォリューム(なぜだろうか)を持った花器というか、オブジェだ。
僕は、物を買うときにはほとんど迷うことがない。よくもわるくも今回もそれで、会場の入り口付近のブースで一目見るなり、今回、何かを買うとすれば彼女の作品群のなかのいずれかだろう、ということが決まった。お陰で、家電を買い替えるのはお預けとなった。それがどうして手元に届くのに1ヶ月間も掛かったのかというと、雑誌に載せる為の撮影を待っていたからで、『HUGE』の7月号に、こんなふうに掲載された。
ギャラリーMのHさんは、引渡しが遅れたお詫びにと気を回し、ルーシー・リィーの茶碗と花器とボタンを持って来てくれた。そして、くれはしなかったけれど触らせてくれた。「21_21 DESIGN SIGHT」での展覧会の際には質感や重量感を確かめることが出来なかったので、よい体験をさせて頂いた。ルーシー・リィーの薄桃色は、美しかった。
H.




