秋のキャンパスで講義
2008年10月23日 22:08 - cityside - creationside (urbandesign)
2つの大学で講義をした。
9日に学習院女子大学(西早稲田)、16日に日本大学建築学科(駿河台)。
教育もアカデミズムも僕の重大な関事だから、
講義の依頼を頂いたときには、かなり真剣にその内容を考える。
が、、、今回は違った。
たまたまここ数週間は分刻みのスケジュールに追われていて、
タクシーのなかでパワーポイントをつくり、60分間しゃべり倒し、
残りを質疑応答にするのがやっとだった。
しゃべり倒したことで、自ずと情報量が多くなり、
なかには専門的に過ぎる内容も含まれてしまった為か、
質疑応答は期待していたほどスリリングなものにはならなかったし、
いつもながら、終わってから言い残したことを山ほど思い出した。
学生諸君には、少しだけ申し訳ないことをした。
講義をしていると、学生のひとり一人の表情がよく見える。
講義の内容をただただ聞いている人、ちょっと興奮して入り込んで聞いている人、
クールダウンして自分のこととして聞いている人、まったく別のことを考えている人、
寝てる人、、、。
僕は、そうした多様な表情と多様な反応を、
学生ならではの率直さを眺めるのが好きだ。
ところで、大手企業に勤める友人たちとときどき話すのだが、
新卒採用のエントリーシートを見ると「資格・特技」の欄と「大学時代にしたこと」の欄が、
驚くほど貧弱で、面白くない。
この2項目に比べれば、
エントリーシートの段階では、「会社に入って何をしたいか」などといったことは、
あまり重要ではないのだが、、、。
就職活動の時期が年々早まっている事情もあるけれど、
今回の講義の対象となった3年生に接しても、そのことを感じた。
勝手な願いだけれど、彼らには、
ー もっとロマンティックに、もっとポエティックに、もっとリベラルに。
ー そして、出来るだけ強かに。
あって欲しい。
H.


