街は積み重ねられてゆく - hiroto-town.com
homeAbout   cityCity-side   creativeCreation-side   seaSea-side   streetStreet-corner
SOCIOMUSE

SOCIOMUSE

多摩川アートラインプロジェクト

多摩川アートラインプロジェクト

« グッドデザイン賞 人気投票のお知らせ | TOP PAGE | フライング・ダッチマン・プロジェクト '08 »

小説における会話

2008年9月 9日 09:20 - creationside (novel)

 ジョン・トラボルタのように、指を高く掲げたくなる秋晴れだ。

 たまには新しい日本の作家の小説も読まなければと思い、綿矢りさの『夢を与える』を読んでみた。なかなかの腕前で、作品世界のスケールこそ大きくはないが、小説と呼んでいい代物になっていることに驚いた。巧い!しかし、如何せん男性登場人物とその会話が記号化されていて、ペラペラなのだ。村上春樹や村上龍や高橋源一郎の女性、山田詠美や江國香織や川上弘美の男性と同じように(誤解のないように言っておくが、僕は彼らの小説で育った)。小島信夫では決してそのようなことはない。確かに、男性には女性を、女性には男性を記号化して楽しむという一面があるし(それが恋愛と言えなくもない)、都市性とは記号化であるとも言える。けれども、会話の文体をデフォルメするような安易なこと(実際の生活では性別による会話の文体の差は残念ながら殆んどない)でいいのだろうか。抽象度をあげて記号化して何かをブランクにするような小説を書くことに意味があるのだろうか。難しい問題だ。これは、僕自身の手で解かなければならない。次は、前から読みたかった青木淳悟を読もう。

H.

About Tanaka Hiroto

Self-Consciousness:
エリアデザイナー、活動家、小説家
Job:
エリアデザイン、市民活動、企業経営
Lifework:
海、アート
Hobby:
散歩、写真、ピクニック
Longing:
FMのナビゲーター、海賊

さらに表示

Public Comments

29th Birthday
2009年4月11日 16:04 - 誕生日のお祝い、 心温まるメッセージを、 どうもありがとう。 交差点のビルボードのフィクション、 高速道路沿いを流れるネオンサイン、 ヘッドライトのなかの恋人たち、 ガードレールの落書き、 どこからか漂う沈丁花の匂い。 それら、すべての街の... [ 続きを読む ]

多摩川アートラインプロジェクト2007を振り返って
『サウンド・アンビションコンサート』に寄せて
アートラインウイーク2007の会期を終えて
アートラインウイーク2007開幕の朝に
Baby, 明日からは大丈夫
さらに表示

Special Contents

Tokyo Song Book
coming soon

Long Sleeper
coming soon

映画から遠くはなれて
coming soon


Copyright (C) 2007 タナカヒロト Hiroto Tanaka / hiroto-town.com. All rights reserved.

hiroto-town.com banner
hiroto-town.com project powered by UPWEST.ORG