ベー・ビヨンウさん、多摩川を撮る
2008年8月20日 22:30 - creationside (art)
ソウル在住の世界的な写真家ベー・ビヨンウ(Bae Bien-U)さんが一週間の予定で来日し、多摩川を源流(水干)から河口(羽田)まで撮ってくれた。前半はアートディレクターの清水敏男さんが同行し、後半は僕が同行したのだが、どちらも撮影は午前4時から。久しぶりに海から昇る朝陽を眺めることとなった。ベーさんの重要なモチーフは「松」。亀甲山古墳(多摩川台公園内)の赤松の林の中で、こんなことを言っていた。「中国でも韓国でも日本でも、古墳には松が植えられている。セイム・ルーツ。松は魂が天に昇って行く形なんだ」。
8月25日、63回目の終戦記念の日。撮影を終えた僕は、部屋に戻り一眠りした後、年に1度と言っていい拭き掃除をはじめた。途中、母校の甲子園ベスト8の中継が中盤に差し掛かると、手を休めて、カルピスを原液からつくって飲んだ。開けた窓からはアスファルトの熱気が時折流れ込み、NHKではかつて習った英語の教師が監督と呼ばれていた。
H.









