Mobile Art
2008年6月 3日 09:10 - cityside (art)
既にご存知の通り、シャネルが運営する世界7大都市を巡る移動パビリオン「MOBILE ART」が、31日、代々木国立競技場内にオープンした。知人の石川淳哉さん率いる広告代理店「ドリームデザイン」がそのスペシャルサイトを企画・制作しているので、ご覧下さい。
ちなみに、僕は6月後半に訪れる予定でいる。
さて、もう1つ。イーサン・ホークがなかなかしっかりとした小説を書くことをご存知だろうか。僕の周りにも、着実に知的活動の領域を広げてゆく彼の言動をひそかに注目している人が少なくないが、そのイーサン・ホークの監督第2作目となる『痛いほどきみが好きなのに』を新宿武蔵野館でようやく観ることが出来た(言い忘れたが、映画は彼自身の手による既刊の小説を原作としている)。
小説では最後に主人公が元恋人の働く幼稚園に行くシーンがあったはずで、あれはどういういきさつで行くことになったのだったか。小説は数年前の海外旅行中に同行者のものを読んだのだが、そうした思い入れも手伝って今さら買う気にはなれず、今となっては確かめるすべもない。映画か小説か、あるいはその作品的評価はともかくとして、この自伝的ラブストーリーの恋愛観にリアリティ(切実さと当然さの二重性)を感じるか否かはどうやらはっきりと二分されるらしく、それがなぜなのかということを僕は考えている。イーサン・ホークには、そうした世界を捉えるフレーム(芸術観、文学観、人生観と置き換えてもいいだろう)に関する踏み絵のようなところがある。
それはそうと、今年の下半期にはどう転んでも水準が高そうな(どう転んでも観客動員が伸びそうにない)邦画が揃っているので、お楽しみに。


H.




