『サウンド・アンビションコンサート』に寄せて
2008年2月12日 08:52 - creationside - publiccomments (writing)
『多摩川アートライン・プロジェクト』は、東急多摩川線エリアの鉄道・駅・街を舞台に、市民と企業がノンプロフィット(非営利)で取り組む現代アートによる街づくりの活動です。2007年から3年間、毎年3月に企画発表シンポジウムを開催し、11月に『アートラインウイーク』と題したイベント期間を設けて、常設や仮設で世界的な現代アーティストの作品を設置、ワークショップやコンサート等を行います。(今も、多摩川線沿線の駅とその周辺には約20の現代美術の作品が設置されています。)
そしてこの度、そんなプロジェクトを題材にしてミュージカルを上演したいというお話を頂きました。アート、あるいは文化の重要な役割の1つは、歴史・風景・産業・人々をつなぎ、より力強い形で未来に継承することだと思いますから、このように多摩川の土地の記憶がミュージカルとなって、出演者や観客席の皆さんの心と体の中に息づくことは、とても素敵なことです。
多摩川アートラインプロジェクト事務局長 田中裕人
(2008.1.19『サウンド・アンビションコンサート』パンフレットより)
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実はこの挨拶文、依頼主である中学校の先生に添削された。さすがに、その校正はお断りしたのだけれどね。どうも、日本の国語教育というのは「綺麗な日本語の鉄則」にこだわりすぎるところがあるのだ。語尾は揃えろとか、同じ言葉を連続して使うなとか、論理上最短でない接続詞は使うなとか、括弧ではパラグラフを替えろとか、否定の否定はするなとか。それが悪いというわけではないのだけれど、天秤のもう一方に乗せるべき、全体性とかリズムとか思考や視線の流れといったことが触れられないのは如何なものかと思う。こんな単純極まりない文章でもそうなのだから、本気を出した時のことがちょっと思い遣られる。
H.


