インドシナ半島の路上にて(1)
2007年11月29日 10:33 - streetcorner (voyage)
今回、インドシナ半島を訪れたのは、
工業団地をはじめとした
工業にまつわる労働環境や市場、ディベロッピングの現状を知ること、
そうした関係者との人的交流が目的のミッション(使節団)としてだった。
バンコク、そしてホーチミン。
自由に使える時間が全くなかったので、正確には「路上」に立てたわけではない。
しかし、日本の高度経済成長期を知らない僕にとって、
成長期の様々な段階にある都市やそこで生活する人々の
ある意味ではピュアでダイナミックな時代の空気(流動や停滞)を感じるには十分だったし、
それは、同時に80年代前半以前の東京に対する個人的な憧憬を刺激するものでもあった。
ごく簡単に言って、以上がアジア諸国を訪れる際の醍醐味の全てであって、
そこには確かに「 Road(路上)」があると、僕は思っている。
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Dear H.
本当はアメリカ行きの飛行機の機内で読みたかった
『On The Road』の新訳は、インドシナ半島で開くこととなった。
バンコクではレセプションを1晩さぼって、3年ぶりにNと待ち合せた。
相変わらず、キミとともに、僕と世界とを繋ぐ鍵を飲み込んだままでいる男だ。
大富豪の屋上庭園にも招かれた。
巨大な肺魚やシカ、どこかの遺跡から剥がしてきた仏像、
美しい女の子たち、生演奏付きのディナー。まるで007のヒールだ。
今は、キミは来たことがあるが、僕は来たことのなかった旧サイゴン、
ホーチミンにいる。
手をつなぐように、タンデムをする恋人たち。
一昔前のバンコクのように、生温く活気に溢れた様子だ。
僕は僕の星をずっと先まで追っていきたい。
インドシナ半島の路上にて、愛を込めて
2007.11.22 Yours,C.
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H.



