ドレスコードはお好きに
2007年7月23日 09:10 - cityside (fashion)
オーダーに出していたタキシードとドレスシャツが、
それぞれ出来上がった。
タキシードを新調するのは、実に久しぶりのことで、
仕事柄、あるいは年齢的にも、
その気になればフォーマルウエアを着る機会は少なくないので、長年の課題だった。
さて、折角の機会なので、少々解説すると、
男性がタキシードを着る際には、少なくとも以下のアイテムが必要になる。
・タキシードの上下
・ベスト、またはカマーバンド(ほとんど見えない)
・サスペンダー(見えない)
・ウイングカラー&ピンタックのドレスシャツ
・ボウタイ
・カフリングス(ほとんど見えない)
・シャツ用のスタッツ(見える場合と見えない場合がある)
・ドレス用のソックス(ほとんど見えない)
・エナメル、またはシルク張りのドレスシューズ(ほとんど見えない)
というわけで、ほとんどのアイテムが外から見えることはない。
そのくせドレスシャツ一つをとっても、
・ベースの生地の種類
・カラーの形状と高さ
・タックの生地と幅と形
・ダブルカフの幅とカットの仕方
等々、決めなければならないが、ちょっと見ただけでは誰もその違いに気付かない、
というような項目がやたらと多い。
特に、ドレスウエアでは、
テクスチャーやボリュームや色彩の大胆な選択が魅力となる女性からすると、
なんのことだか、さっぱりわからないようで、
そんな時には、「単独では違いが判らないような細部が、実は全体を規定してるんだ。」
としか言いようがない。
ともあれ、物をつくっている最中というのは、いつもそうだが、
今回も、この上なく楽しい時間だった。
テーラーの近藤卓也さん、シャツフィッターの宗像育代さん、どうも有り難う。
あとは、君を迎えに行くだけさ。
H.



